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Lee Izumida

Lee Izumida(絵描き)

“絵のある日常”に溶け込む
スマートでコンパクトなドライヤー

“絵のある日常”に溶け込む
スマートでコンパクトなドライヤー

絵を描くことは生活の一部

 Lee Izumida さんは幼少期から絵を描き始め、16歳で単身アメリカに留学。コミュニティカレッジで美術を専攻した。その後、アパレルショップ勤務を経て、2019 年に絵描きとしての活動を本格的にスタートさせた。「 子供の頃からとにかく絵を描くのが大好きなんです。『何が描きたい』というより『絵を描きたい』という気持ちが強いかな。描くとポジティブな気持ちになれるんです。スケッチブックを常に持ち歩いていて少しでも時間があれば何かしら描いていますが、厚みのあるスケッチブックが年間4 ~ 5 冊一杯になるくらい。絵は私の生活の一部ですね」

キラキラと目を輝かせながら、自身の絵との向き合い方をこう表現する。「 特別なものでなく、生活の中にある身近なものを描くことが多いです。みんな子供のころ夏休みの宿題で絵を描いたじゃないですか。私はそれを大人になってもやっているかんじでしょうか(笑)」

日常で目にした植物や昆虫、動物などを描く一方で、昔の体験や記憶をもとに作品を制作することも少なくない。コロナ禍で帰省できないときは、「実家」をテーマに地元、北海道の風景をよく描いていたのだとか。「 花ばかりや魚ばかり描いている時期もありますし、昔は人物画も描いていました。時期や気分で作品のスタイルはがらりと変わります。ずっと同じことをしていても飽きちゃいますからね」

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無邪気な笑顔であっけらかんとこう口にする彼女は、「絵を描きたい」という感情にとにかく素直に筆を走らせる。一度スイッチが入ると、時間を忘れて数時間没頭してしまうこともあるのだとか。取材当日もノベルティのためにアトリエで作品を描き下ろしてくれたのだが、ひと度筆を持ち紙に向かうと、それまでの穏やかな表情から一変、鋭い視線と華奢な体からあふれるただならぬオーラに、一同思わず息をのんだ。

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気負わず純粋に旅を楽しむ

全国のデパートやショップのウィンドワークやライブペイントイベントなど、各地に自ら足を運び絵を描く楽しさを伝えているLeeさん。移動を苦にせず人一倍動いている印象だが、実際、1 年の多くを家以外の場所で過ごすという。

「 私の作品の空気感を間近に感じられる場をつくりたいという思いが強いですね。動くことは私にとって自然なこと。いずれは海外でも個展をやってみたいと思っています」

 近年は仕事に紐づいた国内移動がメインだが、もともとプライベートでも旅が好きなのだとか。

「 偶然の出会いや予期せぬハプニングを楽しむタイプなので、旅は事前に何も決めない行き当たりばったりなことが多いです。インスピレーションを求めて旅に出るというより、リラックスやリフレッシュとして純粋に楽しんでいます。出かけた先で出会ったものを描くことはあまりないですが、旅の影響で作品の色合いが変わることはあるかな。自分の生活の身近にあるものをその時の直感に従って描くというスタンスは、家でも旅先でも変わりません」

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日常に静かに寄り添う心強いアイテム

そんなLee さんは、ドライヤー「baton(バトン)」を使ってみてこう語る。
「 くせ毛なのでドライヤーはマストですが、ドライヤーってどうしても面倒で。お風呂の後はのんびりしたいし、急いでいる朝は時間のロスだし。でも濡れたままだと髪は痛むと聞くし、スタイリングにも影響するし……。baton はスティック状で持ちやすく、何より軽くて長く使っていても腕や肩が疲れないので、ドライヤーの煩わしさがかなり軽減されました」

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毎日の小さなストレスがなくなったうえ、使い勝手も上々だ。
「 シンプルな見た目からは想像つかないくらい風量もパワフルで頼もしいです。この形だと手首をたくさん動かす必要もなく、乾かしづらい後頭部にもしっかり風が届きますし、3 段階の強弱と温風・冷風を交互にだすスタイリングモードもあって、いろんな髪質やスタイリングに対応できそう。アタッチメントのカールブラシもマグネットタイプで着脱が楽なのもすごく便利。私は柔らかめの温風をあててくせ毛を活かしたスタイリングができているので、パーマをかけている人にもいいんじゃないかな。ロングヘアなら短い時間で楽に全体を乾かせそうですよね」

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彼女がbaton を選んだ理由は他にもある。
「 とにかくデザインがスマートですよね。初めて見た時何か分からなかったくらい(笑)。いい意味で目立たないのでインテリアの邪魔にならないのが気に入っています。従来のドライヤーはどうしても主張が強くてあまり好きではなかったのですが、これなら生活にしっくり溶け込んでくれそうです」

そんなbaton は、自宅だけでなく旅先でも活躍しているそう。
「 スティック形状なので、持ち運びしやすいのも嬉しいポイントですね。仕事で長期移動する時は大量の画材を持ち歩かなくてはいけないので、自分の荷物はなるべく減らしたいと思っているのですが、これならスーツケースの隙間にすとんと入るんですよね」

baton は、「とにかく面倒なことや余計なことが嫌い」というLee さんの心強い相棒となっている。

終始、飾らずマイペースに日常を語ってくれたLee さん。強い芯を感じながらもしなやかで温かな雰囲気は、彼女の作風そのものだ。風のように軽やかに次のステップへと足を踏み出す彼女がこれからどこへ向かうのか、今後も目が離せない。

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限定の描き下ろしノベルティポーチ


Lee さんが今回の撮影中に描き下ろしてくれた、baton の絵がデザインされたこちらの持ち運び用のポーチについての情報は、随時カドーのWEBサイトまたはSNS にて公開予定。

Text:Tomoyo Tsuchiya
Photo:Rikiya Nakamura

※こちらの内容はサウンターマガジンVol.5に掲載された記事です

Lee Izumida
Lee Izumida

1986 年、北海道生まれ。幼少期から絵を描き始める。アメリカ留学時に絵を学ぶ。2015 年より東京に拠点を移し、2019 年より本格的に絵描きとしての活動をスタート。アクリル画の作品を中心に、看板や宣伝美術、ウィンドウに用いられる絵や文字を描いている。
izumidalee.com

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