新しいものが生まれる瞬間には、
「コンセプトと大義」が必要だ
cado(カドー)のよき理解者であるミュージシャンの山口一郎さん。いちユーザーの枠を越え、愛ある言葉でフィードバックしてくれる、カドーには欠かせない存在だ。その山口さんとクリエイティブディレクター鈴木健とで6月に行なったインスタライブで突如として飛び出したコラボレーション企画。それから約5カ月、静かにあたためていたアイデアの実現に向けて企画会議の続きが始まった。
クラスの1人か2人に届ける
ホームラン
鈴木 健(以下、鈴木) 山口さんと初めてお会いしたときに、カドーのファンだと言ってくださったのが嬉しかったのですが、ご自宅にお邪魔したら本当にプロダクトがそろっていてびっくりしたんですよ。世の中にこれだけ家電が溢れているなかで、なぜカドーを選んでくださったんですか?
山口一郎(以下、山口) それにはいくつかの話あって、ひとつは母親に「いっちゃん、いい電子レンジはない?」って聞かれたことです。便利な機能がたくさん付いた日本のブランドがいいと思うと答えたのですが、彼女が選んだのは海外のブランドでした。理由は機能よりもデザインがよかったからなんですって。
鈴木 そうなんですね。
山口 確かに日本のクルマは安心安全だけど、デザインは海外に負けている感覚はぼくにもあります。母親のその言葉に「あ、やっぱり機能だけじゃなくて、デザインも重要な価値なんだ」と改めて感じたんです。
あと、音楽でいうところのリスナーとの距離感ですね。自分たちのやりたいこととリスナーが求めてくることの関係性というか。リスナーが求めることをどう裏切るか、どう応えるか。自分が好きなものをそのまま届けるのではなくて、どうこねくり回して届けるかが、いわゆるセンスなんですね。カドーはユーザーとの距離感の取り方が絶妙で、求められていることをちゃんとプロダクトに落とし込めているような気がしています。失ってほしくないところは失わず、進化してほしいところは進化させる。変わらないまま変わっていくというか。
鈴木 なるほど。
山口 例えば、カドーの空気清浄機は、性能にしっかりとしたエビデンスがあって信頼できる日本の企業らしさがある一方で、日本の企業のプロダクトらしくないというか(笑)。
自分も音楽をそういう目線で考えているから、ミュージシャンとしてすごく共感できるんです。カドーのプロダクトって性能がいいけど、デザインもいい。そのバランスのよさにすごく惹かれます。
鈴木 本当に機能がいいものとデザインがいいものを融合し、愛着の対象になるようなプロダクトをつくるという想いをもって創業したので、そう感じていただけているのはすごく嬉しいです。
山口 ブッチギリで性能がいいとデザインはどうでもよくなると思うんですけど、ブッチギリの性能を備えている時点でもはや家電ではないというか(笑)。家電と呼べる最高ランクの性能で、家電としてのデザインを重要視していないと、ぼくは信用できないんです。
鈴木 “優等生”である大手家電メーカーを飛び出したぼくと社長の古賀(宣行)とでベンチャー企業を立ち上げたバランスが、いまちょうどいい感じなんだと思っています。ユーザーから見て、ほどよく安心感があって、ほどよく寄り添ってくれるというか。
山口 そうそう。
鈴木 これまでそのことをあまり認識しないでやってきましたが、これからプロダクトの数を増やして成長していこうというときに、そういう話を聞くとちょっと緊張してしまいます(笑)。
山口 (笑)。音楽をつくっていて感じるのは、学校の1クラスを30人と考えたとき、20人にいいと言ってもらうのではなくマニアックな1人や2人になら思い切り刺さるものがつくれそうな気がする。それが1クラスに1人か2人だったとしても、全国や世界に広げて考えれば充分な手応えがあると思うんですよね。
鈴木 そうですよね。
山口 ぼくらはその考え方でアリーナでコンサートができるようになったし、テレビでも戦えるぐらいの知名度が得られました。だから、スタイルを変えずに大きくしていくことは、全然できると思うんです。
鈴木 大手家電メーカー時代の「100人いたら100人にいいもの」というものづくりが嫌でカドーを始めたのだから、もっと勇気をもって振り切るのが生きてく道だと思うんです。山口さんがおっしゃる1人か2人に強烈に愛してもらうことが、これからの日本のものづくりの突破口であることは強く共感します。
山口 ぼくらの世代は思春期をオフラインで過ごしてきて、今の人たちとは全然違うものと出会い方をしてきました。オンライン時代の1人か2人に刺さるという意味合いは違うものになっている気がするんですよ。ぼくらのときの1人か2人は、本当に1人か2人でしたけど。
鈴木 確かに、その感覚を忘れていました。
山口 あのころはレコードショップの店長から「これ聴いてみなよ」って言われると、「市内で聴いているのは自分だけ」みたいな優越感があったけど、今は1人か2人に刺さるマニアックなプロダクトでも、オンライン上で100人や1,000人、10,000人に広がっていく可能性をもっています。だからぼくは1人か2人に向けてホームランを狙うようにフルスイングするほうが、この時代らしいんじゃないかと感じます。
鈴木 今のお話を聞いて、山口さんと初めてお会いしたときに、ぼくのなかのそういう部分を切り拓いてくれそうな期待感を感じて、一緒に何かつくりたいと強く感じたことを思い出しました。
山口 そうだったんですね。
ムードをデザインする音と香り
鈴木 実はインスタライブで山口さんが「空気清浄機にスピーカーを付けたら面白いじゃん!」って仰ったとき、はじめは理解できなかったんです。「何を言ってるのかな?」って(笑)。というのは、ぼくらはずっと「理由」を探してものをつくってきたから。だから、2週間ぐらいずっと「スピーカーを付けるはありなのか!?」というのを真剣に考え続けたんです。
考えるうちに、もしかしたらこれだけものが溢れた豊かな時代だからこそ、情緒的な部分を大事にしたものづくりが正解なのかもしれないという気がしてきて、まだモヤっとした「違和感」みないなものはあるのものの、これありだなって感じてきています。
山口 「違和感」は、ものづくりでとても重要で、何の違和感もないものって、人の心にひっかかるものにならないんです。ただ、嫌な違和感だと人には無視される。“よい違和感”って、これとこれを混ぜても気持ち悪いよねって思うものがどうしたら気持ちよくなるのか、ごにゃごにゃするときに生まれると思うんです。
鈴木 カドーは単機能をポリシーにしているのですが、いろいろ考えているときにこれは単機能じゃないことに気づいてしまったんです。
山口 あ、確かに。
鈴木 例えば「加湿器+空気清浄機」みたいな、「便利×便利」の多機能では気持ち悪い。便利で合理的かもしれないけど、長く使ってもらうためには違うなという感覚があった。でも、情緒的なものと便利を掛け合わせるのはありなんじゃないか。スピーカーと空気清浄機みたいな発想は考えてもみなかった。何が横に並ぶアイデアかを考えるようになったんです。これからのものづくりのヒントになると感じています。
山口 そこで空気清浄機付きスピーカー(笑)。
鈴木 でも、何で「音」だったんですか?
山口 カドーがディフューザーをつくったときに、「あ、やっぱりカドーは香りにいくんだ」って思ったんです。実はぼくらもいま、香りにアプローチしていて、気分をコントロールするという点で、香りは音とすごく似ていると思うんですよね。例えば、女の子の家に行っていい香りがするとその子のことを好きになったりとか……。
鈴木 ……思い出したりとかしますね(笑)。
山口 あと髪のにおいや香水とか、自分で香りをデザインしたりするわけですよね。音楽も同じで、ここでジャズが流れると一瞬でそのムードをつくり出す。ディフューザーが発売されたときに音も空気をデザインする要素に欠かせないと確信したんです。あと、空気清浄機を置いておきたい場所って部屋の中でいちばんのホットスポットなんですよね。スピーカーがあってほしい場所でもあるっていうか。
鈴木 そうなんですよ。今まで空気清浄機を部屋の真ん中に置く人っていなかったけど、これが実現したら置く場所が変わるかもしれない。
山口 空気清浄機の音が静かになるほど、スピーカーとしての機能が上がるのは、そんなに遠いことじゃないとぼくは思うんです。「空気をデザインする」という考え方は一緒です。
鈴木 確かに。ぼくのなかでまとまった感じがします。「空気をデザインする」の空気とは“空気感”でもあるのですが、空気が美しいことが大前提。それをクリアしたとしても香りとか五感に響くものが必要で、さらにその先には音や光がある。それが、これからのカドーが挑戦していく道なんだと感じました。
山口 ムードですもんね。
鈴木 そう、ムード。山口さんと出会ったことで音の必然性を確信できたし、それを実現する道筋が見えた気がします。
山口 空気清浄機付きスピーカーなのか、スピーカー付き空気清浄機なのか。でも、ぼくは新しいネーミングがあるといいなと思うんですよね。一緒で当たり前みたいな。
鈴木 豊かな空気感をつくる家電としてのネーミングですね。今の技術は空気をきれいにしたり、温度を快適にしたり、湿度の調節は完璧じゃないですか。だから次に挑戦すべきことは「情緒的」なことなんでしょうね。
山口 そう。スマートフォンのアプリで空気の状態がわかるとか、調節できたりするけど、そこは空気清浄機の機能を信頼して、それよりも今日のプレイリストとか、今日はあのミュージシャンの記念の日で一曲聴けるとかのほうが、空気をデザインするうえで、絶対に必要だし重要なんじゃないかって。
鈴木 それいけるかも。
山口 何か新しいことに挑戦するときや、何か新しいものが生まれる瞬間って、「コンセプトと大義」が必要だと思っていて、カドーにとって「空気をデザインする」というコンセプトと大義は絶対に変わらないものだと思うんです。
鈴木 はい。
山口 空気清浄機にスピーカーを付けるにしても、空気をきれいにすることを極めてきたブランドがその大義を全うしたうえでスピーカーに着手することは、ほかのブランドがスピーカーをつくるのとは根本的に違うっていうか、ルールが違うと思うんですよね。ぼくは空気をデザインするための音と言われると、ものすごく自然に感じます。
鈴木 世界NO.1の空気清浄能力を7年間維持してきたらからこそ成立することなんですね。
山口 そうですよ。
鈴木 モヤモヤが晴れました。
山口 でも、音も世界一にしないとダメですよ(笑)。
鈴木 そうですよね。でも、この前、第1号機を鳴らしたときに、オフィスではよかった音がここではめちゃくちゃショボくて、これは一筋縄ではいかないなと感じています。
山口 床にラグが敷いてあるだけでも音は吸収されるし、日本家屋と普通のマンションとでは音の響きが全然違います。だからすべての環境でいい音を響かせるのは不可能なんです。ただ、その音楽の性質上、こうあってほしいという理想の幅はあります。スピーカーをつくるのであれば、それを満たしながらも独特な“カドーの音”をデザインしないとダメだし、そのためには価格が何十万円とかしてもいいと思うんですよ。
鈴木 ちゃんといいものであればってことですよね。
山口 そう。今は新型コロナウイルスでできていませんが、「NF」という複合カルチャーイベントをやっていて、そこでぼくらが愛用しているドイツの「ULTRASONE(ウルトラゾーン)」というブランドのヘッドフォンを試聴販売したんです。30万円くらいの高価なヘッドフォンからいくつかのグレードをラインナップして。値段も値段なので、そう簡単に売れないだろうと思ったけど、フタを開けてみたらいちばん売れたんです。
鈴木 え!? どうしてですか。
山口 いい音を聴いたら、やっぱり感動するんですよ。音楽が生活に入り込んでるユーザーほど、音のよさが体感できたら、そこに投資するんだなと思いました。それがいい空気であれ、いい音であれ、必要だと思う人はたとえ価格が高くても買うと思うんです。
鈴木 そうですよね。ただ、空気のきれいさって目に見えないから、なかなか体感できない。加湿器やディフューザーは水蒸気を出して視覚的に加湿感や暖かさを連想させたり、アロマオイルの成分で効果やよさが伝えられますが、空気はその表現で常に悩みます。
山口 確かに。
質量は5年後、
10年後に残るための絶対条件
鈴木 ところで、山口さんはいつごろから音と空気の関係を考えるようになったんですか?
山口 わりと最近です。インテリアデザイナーの片山正通さんとの出会いが大きいですね。それまでは曲や歌をつくることにだけ執着していたんですが、インテリアデザインに音がどう影響するのかを意識し始めてから、「音って何だろう」って考えるようになりました。
例えばやけに緊張するお店だなとか、商品はいいけど買う気が起こらないとか。逆に何もデザインしてないのにこんなに居心地いいのはなぜだろうとか。居心地には音だけでなく香りも影響してるなと思うこともあります。香りと音が一緒だとわかり始めてから、音をより意識するようになりました。
鈴木 話がズレるかもしれませんが、山口さんの曲ってずっと聴いていられますね。
山口 クラスの1人2人に深く刺さればいいというぼくらのコンセプトは、言い換えれば自分たちが5年後、10年後に聴いてもいいと思えるものにしたいということでもあるんです。今この瞬間、いいと言われるものをつくっても古くなってしまうから。
鈴木 なるほど。ぼくらも10年後、20年後も使い続けられる商品をつくりたくてカドーを立ち上げたので、すごく共感できます。
山口 横並びだと近すぎて意識されないし、遥か遠くにあっても意識されない。手が届くか、届かないかというところだと、みんなが気にしてくれる。その距離感が音楽だけではなく自分が惹かれるプロダクトやデザインに共通していて、ぼくはそれを5年後、10年後という言い方をしています。
例えば、「これは実験音楽です。紙をくしゃくしゃに丸めた音にエフェクトをかけて爆音で流しています。最高ですよね?」って言われても、みんなは「何が?」ってなりますよね。ぼくらが最高って思ったものを同じように最高と感じてもらうためには、どういう順序で聴いてもらい、どんな道筋を通っていけばいいのかみたいな「地図」が必要なんです。
鈴木 そうですね。
山口 ぼくは、それを“通訳する”という言い方をするんです。自分が知っている美しくて難しいものを通訳する役割が自分たちの音楽のやり方なんです。やっぱり好きなものをただボーンって思い切りぶつけられても興ざめするというか。それが好きじゃなかったら、そこで打ち手がなくなるじゃないですか。
鈴木 ぼくらも最初に出した真っ黒な空気清浄機も同じかもしれません。白物家電って言われる白一色の売り場へプレゼンに行ったら、「何、これ?」「空気清浄機が黒でいいの?」って言われたことをよく覚えています。当時はまだプラスチックのツルツルピカピカの真っ白が当たり前だったけど、絶対に黒くて大きい家電はインテリアに合うという確信はあったんです。だから、実はちょっと外したり、先を行くことを目論んで「色」で挑戦しました。今でこそグレーも定着していますが、最初は「事務機器みたいだけど大丈夫?」みたいなことを言われたんですよ。
山口 確かに、確かに。
鈴木 でも、今は普通になりましたね。そろそろ次の質感だったり色みたいなところを考えていかないとは思っています。
山口 「考えられている」ということは、すごく大事だと思うんです。以前、ある音楽番組に出たときに、ひな壇に座って周りを見渡したら作詞作曲しているのはサカナクションだけだったんです。ぼくたち以外は全員自分で曲をつくっていないボーカルやダンサーたちだけで、サカナクションはひな壇でいちばん無名だけど、ここで歌うことの質量は誰よりもあるという自信がありました。
鈴木 そうですよね。
山口 自分たちで考えて、つくったものを披露している自負があるから、目には見えないけど質量が違う。どんなものでも考えられてたり、気持ちが入っているものは絶対的に質量があって、それが5年後、10年後に評価されて残るものの絶対条件だと思うんですよ。カドーにはそれがありますよ。
鈴木 そう言っていただけるのはうれしいですね。インスタライブのときにも話させていただきましたが、長生きする家電ってなかったんです。長くて1年弱。でも、この「STEM」という加湿器は発売から6年ぐらい経っています。それは質量を込めてつくったことも関係しているのかもしれませんね。いちばん問題を起こしてきた機種であることはご存じだと思うんですけど(苦笑)。
山口 使ってきた感想は確かにあります(苦笑)。でも、すごく大事だと思うんですよ、その考えられている質量が。
鈴木 そうですね。
NFとつくるカドー体験の入り口
鈴木 加湿器と言えば、今、カドーのポータブル加湿器でNFとコラボレーションの企画を進めてさせていただいていますが、今日ちょうど出来あがってきました。
山口 お! これの初代は、ぼくももってますよ。
鈴木 ちょっと下から吹き出すモデルですね。
山口 そう、だから水が垂れちゃうんですよね。
鈴木 それで急いで改善したのがこのモデルです。
山口 これめちゃくちゃいいですよ。加湿器って雑巾臭がしがちでじゃないですか。つけっ放しにしたり、水を取り替えるの忘れてたときにまずいなと思うんですけど、これはそういうことがないんですよね。
鈴木 水なのでどうしても腐ってしまうのですが、替え芯を交換したり、空間除菌する液剤を併用すれば、山口さんのおっしゃる懸念点は防げます。そこにはこだわっています。
山口 加湿器って部屋全体を加湿してくれるけど、仕事をしていたりすると実はデスク周辺だけで充分なんですよ。そんなとき、これが便利。寝るときの枕元とか。
鈴木 まさに! ぼくらがこれをつくった理由はふたつあって、ひとつは寝るとき。もうひとつはクルマの中の加湿です。山口さんはクルマに結構乗るじゃないですか。
山口 冬に暖房をつけて走ったときの車内の乾燥はすごいですよね。
鈴木 もうパリパリになりますもんね。
山口 そこで使うとばっちりです。
鈴木 ツアーにも持っていったりされるんですか?
山口 持っていきます。ツアーの宿泊先で絶対に必要なんですよね。ホテルの空気清浄機や加湿器って、 部屋全体をゆるく加湿するものが多いんです。だから結局、浴槽にお湯を張って、濡らしたバスタオルを干して、大量に加湿したくなるんですが、これがあれば枕元に置いておくだけで、もう全然充分。
鈴木 バッテリーも内蔵しているから。
山口 一晩ぐらい余裕でもちますよね。コードレスで使えるところがすごい気に入ってます。水の減り具合が見えるのも安心できる。ところで、前のモデルよりも音が静かになりましたか?
鈴木 気づいたんですか? さすがご愛用者ですね。
山口 もちろん。今はみんなリテラシーが高いから、好きでもないのに「好きです」と言っても、かんたんに見透かされると思うんですよね。だから、カドーとのコラボレーションはすごい健全ですよ。
鈴木 そうですね。
山口 ぼくは本当にその都度カドーのプロダクトを使ってきて、ブランドの歴史も知ったうえで、今回のこの加湿器を一緒にやらせてもらうことになったんですが、これは自信をもっておすすめしたいです。カドー体験の入り口としては、すごくいいプロダクトだと思うので、ぜひ使ってもらいたいと思います。あ、でもあんまり言い過ぎるとやらしくなりますよね(笑)。
山口一郎 | ICHIRO YAMAGUCHI
1980年生まれ。北海道小樽市出身。2005年よりロックバンド「サカナクション」として活動を開始。07年にメジャーデビュー。サカナクションの楽曲のほとんどの作詞・作曲を手掛ける。13年、第64回NHK紅白歌合戦に出場。16年に第39回日本アカデミー賞にて最優秀音楽賞をロックバンドとして初受賞。ジャンルを越えてクリエイターとコラボレーションを行ないながら、音楽とさまざまなカルチャーを融合させたコンテンツの企画・運営、社会貢献、そしてよりよいライフスタイルの提案を実現させるために、株式会社NFを設立するなど、「ミュージシャンの在り方」そのものを先進的にとらえるその姿勢が常に注目を集めている。
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