二階堂家の朝は、6時20分に起きるところから始まる。「私が子供の朝ごはんとお昼のお弁当をつくっている間に、夫は子供と勉強をする時間をとっています。7時30分くらいには子供を送り出して……と慌ただしい朝は役割分担をしてルーティン化させてます」と語るのはレザーブランドhueを手がける綾さん。クリエイティブディレクターの紘之さんと共に、今必要なことを阿吽の呼吸で進めていける関係は、誰もが憧れる理想的な姿。そんな息のあった暮らしは、自宅のインテリアや雰囲気づくりにも表れている。部屋のあちこちには娘の絹ちゃんが描いた絵や、旅先で購入してきたという思い出の品、アート作品、オブジェがさまざまに飾られているが、全てがマッチしていて調和の美を体現している。
〈FOEHN〉を愛用し出したのは、一年程前。睡眠の質を大切にしていて、枕やマットレス、そして布団乾燥機もこだわり、試していく中でたどり着いた。「とにかく寝るのが好きで寝るために生きているんじゃないかと思うくらい(笑)。寝具によって疲れの取れ方が全然違うので、もの選びにはこだわっていますね」と紘之さん。
睡眠の質はもちろんのこと、温かいお風呂や家族揃っての食事の時間。幸せを感じられる時間そのものとそれを共有体験できる環境をつくる大切さも実感している。「家族だけでなく、友達とでもいいんですけど、同じ感覚で同じ景色や体験を共有し合うのは幸せだなと思いますね」。快適な環境を整えるツールは心を豊かにするゆとりをも与えてくれるのかもしれない。
綾さんのおすすめは、キャンピングカーでの車中泊で〈FOEHN〉を活用すること。「自宅で使用するのはもちろんですが、キャンプに持っていったこともあります。特に秋冬のキャンプは寒いですし、車の中で久しぶりに布団を敷くと少し湿気を感じたりする時もあるので、そういう時に温めたり。他にはないスリムでコンパクトなサイズも重宝してます」。
この冬は、アロマ機能も活用してリラクシングな家族時間を楽しむ予定。