Foreword Think Personal

私たちが大切にしているのは、人のささやかなふるまいや、一輪の花が空間にあることで移り変わる空気感です。
そんな暮らしの展開の支えになる製品を生み出したい。そう願ってカドーを始めて10年が経ちました。
ここまで続けてこられたのは、日頃よりご愛顧頂いているお客様があってのことです。心より御礼申し上げます。

生活の息づかいとカドーが、さまざまな場所と時間のなかで、どのように呼応しているのか。
確かな技術と美しいデザインで心に届くものづくりを深めていくために、
あらためて”HOMESCAPE(暮らしの風景)”に向き合いました。

HOMESCAPE

cado 10th anniversary

8組の暮らしの風景をインタビュー。

さまざまな場所や時間の中で調和するカドー製品と
個性豊かな暮らしの風景をぜひ参考にしてみてください。

10th Anniversary Event 10周年を記念したイベントの様子

(Technology + Beauty) × Soul = cado (技術 + 美) × 心 = cado

Celebrating our 10th anniversary, cado started with products that meticulously pursue world-class performance, and have expanded with passion. What has been important to us is to provide astounding ‘technology’ that can create a clean and healthy indoor environment, while pursing ‘beauty’ that enriches the atmosphere of the space just by being present in the room. Moreover, we aim to not only improve the quality of the product itself, but to evoke emotion in our users.
The emotion that we aim for, is only achieved when the products interconnect with the customers and become a part of their lifestyle.
The ‘soul’ that is multiplied with technology and beauty is the user’s feeling, and our aspiration to work alongside diverse lifestyles. While our product lineup has been increasing, this year, which marks our 10th anniversary, we visited and documented unique spaces in Japan and overseas to find out what kind of lifestyles and sceneries have emerged.

10周年を迎えるカドーは、世界に誇る性能とこだわりを突き詰めた製品でスタートし、情熱を持ってプロダクトを深化させてきました。
大切にしてきたのは、クリーンで健康的な室内環境を作り出す圧倒的な「技術」を備え、そこにあるだけで部屋の空気感を豊かにしてくれる「美しさ」を追求すること。そして、モノとしての品質を高めるだけでなく、使い手に感動を届けること。

私たちが目指す「感動」は、製品が一方的にお客様に与えるものではなく、製品が暮らしの営みの一部となり、相互につながりあったときに初めて達成されるものと考えています。

技術と美しさに掛け合わせる「心:は、使い手の気持ち、そして、多様な生活スタイルに寄り添いたいと願う私たちの想い。
プロダクトのラインナップも増えてきた10周年の節目となる今年、どのような暮らしの風景が立ち上がっているのか、個性豊かな国内外の空間を訪れてドキュメントしました。

Timeline

Timeline of cado

Timeline of related events in Japan

株式会社カドーの前身となる株式会社エクレアを設立
2011
東日本大震災後、“節電”“節約”がキーワードになり、
家庭で使う電球のLED化が加速する
米国家電製品協会(AHAM)による空気清浄機の世界基準である
CADR(クリーンエア供給率)で、
日本メーカーでは初めて世界最高値を獲得した
<カドー空気清浄機>を発売
2012
掃除機の新カテゴリーとしてロボット掃除機が注目を集める
独自で開発した抗菌技術によりタンク内の水と空気中の細菌を除去できる
〈カドー加湿器〉を発売
2013
PM2.5の高濃度現象が見られ、全国各地で注意喚起が行われる
「株式会社カドー」に社名を変更
2014
テレビは薄型へ、掃除機はスティックタイプやハンディタイプ、
コードレスタイプが主流に
東京都港区白金台に本社移転
2015
3Gから4Gへ移行
シーンに合わせて移動可能な〈カドー除湿機〉を発表
2016
空気清浄機・冷蔵庫・掃除機・レンジなどにIoT化が進む
ヨーロッパでの販売を開始
2017
開発までのプロセスを公開するオープンイノベーションが推進される
カドー初の理美容カテゴリーのプロダクトとなるヘアドライヤー
〈BD-E1〉を発売
2018
ワイヤレスイヤホンが普及し、スマートフォンとのブルートゥース接続が一般化したり、スマートウォッチなどのウェアラブル端末などの需要が高まる
空気を汚さず、まっすぐに進む光で優しく人体を暖める電気ヒーター
〈SOL〉シリーズを発売
2019
1人暮らしの単独世帯や夫婦のみの世帯の増加に伴い、家電も家族で使うものではなく、個人で使うものの開発が進む。モバイル扇風機や高性能炊飯器などが登場する
自然療法の観点から、植物性アロマが健康促進の側面を担うことを目指したアロマデフューザー〈PETAL〉及びカドーオリジナルリキッド〈Atmos.〉発売。

また生活の4大悪臭の除去に特化したカドー除菌脱臭機〈SAP〉シリーズを発売開始
2020
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴い日本政府により
緊急事態宣言が発令され、リモートワークを導入する会社が増える
空間除菌ができるサーキュレーター〈 STREAM 1800〉を発売。
翌年にはサーキュレーター扇風機〈STREAM 1800F〉も展開
2021
ヨガやメディテーション、キャンプなど、メンタルヘルス、アウトドアアクティビティなどに注目が集まる
「脳と睡眠を科学する」ブレインスリープとの共同開発により生まれた
〈ブレインスリープ クロック〉を発売。
同時期にスティック型ヘアドライヤー〈baton (バトン)〉を発表
2022
SDGsの流れもあり、口にするもの、着るもの、家に置くもの、そして香りまでも人工的なものからナチュラルなものの需要が高まる